インターネットでママチャリを購入する時に何を基準に購入すればよいのかを考え出すと選びにくいですよね。
特に比較する基準はあるもののただ単に「最安値のママチャリを購入すればよいのか」、はたまた「口コミレビューの評価が高いママチャリを買えばよいか・・・。」「そもそも自転車はママチャリが最適なのか折りたたみ自転車のほうがよいのではないか・・・。」など迷っているかたが多いと聞きます。
この記事では最低限ママチャリを購入する時に事前に知っておいたほうがよい知識をまとめています。
ママチャリに限らず自転車を通販で購入するときに必ず確認したいポイントは「通販で自転車を購入のポイントまとめ。確認すべきポイント多数」にまとめているのでいっしょに読んでみてくださいね。
また、ロードバイクを通販で購入するときは「ロードバイクを通販サイトで安く購入するおすすめの方法 メーカーや組み立て済み自転車も紹介」を参照してみてくださいね。
この記事を書いているのは・・・。
東京都内に本社がある自転車店に勤めている奉行です。
良くも悪くも本音・第三者視点で専門的な立場から書いています。
競合企業や取り扱い自転車についても専門性高く正直に記載しているため、
本名ではなく奉行という名前で記載していますがご理解ください。
奉行について詳しくは→奉行のプロフィール
目次
通販でママチャリを購入するとき、3つの比較ポイント!
ママチャリを購入する時に比較ポイントとして大きく3つです。
- ママチャリのインチサイズ
- 変速ギア有無
- オートライトか否か
この3つだけ確認しておけばおおはずれすることはまずないでしょう。
ママチャリのインチサイズを比較する
ママチャリのインチサイズを比較すると一般的には24インチ~27インチ程度が多いです。
世の中に流通しているしているママチャリは26インチ、27インチが多く電動自転車は20インチなども多く見かけます。
インチサイズが大きくなると乗られる方の適正身長も高くなります。
ざっくりだと以下が最低身長の目安です。
- 24インチ・・・122cm〜154cm
- 26インチ・・・140cm~
- 27インチ・・・150cm~
24インチだと小柄な女性やお子様、シニアの方など向けのママチャリになると思います。
26インチ以上であれば男性も女性も乗ることができると思います。
あくまで最低身長目安なので、170cmの男性だから26インチが小さすぎるということもなくサドルやハンドルの調整でカバーができます。
一緒にママチャリに乗られるかたの構成を考えて自転車のインチサイズを決められることをおすすめします。
なお、26インチよりも27インチのほうがひとこぎの進む距離が長くなりますがその分力が必要です。
価格を比較するとあまりありませんが、27インチ > 26インチ > 24インチ でそれぞれ500円~1000円くらい価格差があるかもしれません。
それぞれのインチサイズでおすすめの車種については、以下のページを参考にしてみてください
ママチャリの変速ギアの有無を比較する
ママチャリを比較する時にインチサイズ以上に重要となってくる項目として変速ギアの有無があります。
ギアありのほうがこぐのを軽くし快適に通勤通学などを行ったり、重くしスピードを出すこともできる一方デメリットもあります。

例えば外装ギアの場合、定期メンテナンスが必要になってきます。
ギアチェンジがしっかりとできるか、チェーンの張りのゆるみなどをチェックする必要があります。メンテナンスをおこなわないとチェーンがはずれる原因となります。
一般的なママチャリのギアを比較すると3パターンです。
- シングルギア(変速なし)・・・変速ギアがないため、メンテナンスがほぼ必要ないメリットがあります。
- 外装6段変速ギア・・・変速ギアがママチャリの後輪タイヤ部分から確認できるタイプのギアです。
- 内装3段変速ギア・・・外見ではシングルギアに似ていますが、内装ギアという仕組みで変速ギアがついていますタイプです。外装6段ギアと比較すると高価になりますが、仕組み上メンテナンスがほぼ必要ないです
クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクなどでは21段変速ギアなど前後でギア調整ができるものもありますが、普段使いのママチャリでは機能過多だといえます。
ちなみに6段変速ギアと3段変速ギアの場合、一般的には最も軽いギアと重いギアの比率は同じ程度のことが多く、6段ギアのほうが間が細かいというイメージです。
価格を比較すると、
「シングルギア < 外装6段変速ギア < 内装3段変速ギア」でそれぞれ2,000円~4,000円程度の差があります。
内装3段変速ギアが最も高いです。
変速ギアについては「自転車の変速ギアはどれがいい?わかりやすくママチャリの変速ギアについて語る」により詳しい情報を掲載しているので参考にしてみてください。
ママチャリはオートライトかダイナモライトかを比較する
オートライトか否かは以外と選定で抜けることが多いですが実際利用すると大きな差になるポイントです。
ママチャリに多く標準搭載されているライトは2種類です。
- オートライト(ハブダイナモライト)・・・自動で点灯しこいでも音がならず、ペダルも重たくならないライトです。
- ブロックダイナモライト・・・ライトをつけるときにスイッチを入れタイヤとライトがこすれて発電し点灯するタイプです。ライトをつけるとペダルが重くなり音がするタイプのライトです。
ほかにも外付けの電池式ライトなどもありますので、とりあえずは価格重視でブロックダイナモライトを購入し、後で電池式のライトを追加購入するのもありだと思います。
しかしブロックダイナモライトを後からオートライト(ハブダイナモライト)に変更するのには前輪交換が必要になり交換費用が高くなるためおすすめできません。
また、ブロックダイナモライトのスイッチについてはライトに直接触れてスイッチをつけるタイプのほかハンドルにレバーがついておりオンオフ切り替えができるものもあります。
価格を比較するとおおよそ2,000円前後の差があると思われます。
自転車のライトについては「ママチャリのライトの種類は主に2種類。おすすめの自転車ライトを紹介」を参考にしてみてくだい。
通販で購入するママチャリを比較するポイントはほかにもさまざま
上記3つのポイントはママチャリを購入する時に最低限抑えておきたいポイントです。
ネット通販に限らずママチャリを購入する時には確認しておきたいですね。
ほかにもフレーム、荷台(キャリア)、ハンドルタイプ、かご、サドルなどさまざまな比較ポイントがありますので、ママチャリを購入する時は慎重に検討してくださいね。
通販でママチャリを購入する時には100%組み立て済み店舗から購入する
通販でママチャリを購入する時に重要なポイントとしては、ママチャリは「100%組み立て済み」、「完全組み立て済み」の店舗から購入するようにしましょう。
「90%組み立て済み」や「95%組み立て済み」のような店舗では自転車が届いてから購入者自身で組み立てを行う必要があります。
自転車の組み立てや点検は難しく、ブレーキなどの調整が気が付かず失敗していると事故の原因にもなりかねません。
90%組み立てや95%組み立ての店舗では、変速ギアやブレーキの調整、ハンドルペダルの取り付け、前輪の取り付けなども購入者に行わせる店舗があります。
ロードバイクのような購入者が組み立て前提の自転車であればよいのですが、趣味が自転車でない限り、ママチャリを購入される方のほとんどが自転車の組み立ては慣れていないと思います。
ママチャリでの事故は被害者だけではなく、加害者にもなりかねません。
ママチャリ限らず、自転車の組み立てについては「絶対完全組立て!通販で自転車を購入するときは100%組み立て(完全組み立て・完組み)自転車を買おう」により詳しい解説を行っているので参考にしてみてください。
通販でママチャリ買う時に最低限確認する重要な3つのポイントのまとめ
ママチャリを購入するときに比較すべきポイントは3つです。
- ママチャリのインチサイズを比較する
- ママチャリの変速ギアの有無を比較する
- ママチャリはオートライトかダイナモライトかを比較する
この3つのポイントをしっかりと比較検討することでよいママチャリを購入できると思います!
ぜひママチャリを購入するときに検討してみてくださいね!
また、ママチャリにかぎらず具体的なおすすめできる自転車については「おすすめの自転車を車種や目的シーン別で紹介 自転車の選び方も詳しく解説」に詳しい情報を掲載しているので合わせて読んでみてください。