高校生になると自転車通学で学校まで通う方も増え新しい自転車の購入が必要になりますよね。
最近では通販で通学用自転車も購入できるようになり非常に便利です。
今回は高校生が通学用自転車を購入するときに男子女子別で注意するポイントや保険や事故に関して紹介したいと思います。
この記事を書いているのは・・・。
東京都内に本社がある自転車店に勤めている奉行です。
良くも悪くも本音・第三者視点で専門的な立場から書いています。
競合企業や取り扱い自転車についても専門性高く正直に記載しているため、
本名ではなく奉行という名前で記載していますがご理解ください。
奉行について詳しくは→奉行のプロフィール
目次
高校生用の通学自転車はここに気を付ける
高校生が自転車で通学する場合、気を付けるポイントがいくつかあります。
特に自転車の車体選びだけではなく、環境や自転車パーツなどにも気を付けることで快適な通学ができるようになると思います。
自転車保険に必ず加入する


自転車車種選びも大切ですが、何よりも重要なのは自転車保険です。
高校生で毎日通学で自転車を乗るとなると自転車事故にあう確率は高くなります。
特に10代の事故は平成31年の警視庁のデータによると自転車対歩行者の事故全体の36%は10代による事故です。
高校生の場合自転車事故のうち通学中に起こる事故が全体の64%になります。
よくはありませんが、自転車での単独事故ならばともかく自転車対歩行者の加害者側になってしまう事故が多く、自転車保険に入ることは強くおすすめします。
自転車保険に関しては、コンビニでも手軽に入れるほか、楽天市場でも通販で買い物をするような感覚で自転車保険に入ることができます。
また、高校生になる親御さんの場合、自転車保険だけではなく保険全体の見直しを行う時期でもあります。
自転車保険を含めて何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】で保険の見直しを行ってみるのがおすすめです。
面談後アンケートに答えるとプレゼントがもれなくもらえるのもうれしい保険代理店です。
自転車保険全体について学びたい場合「自転車保険に加入する時のポイント 自転車保険に入る前に読んでおくべき知識をまとめ」を読んでみてください。


高校生の平均身長であれば男子のタイヤサイズは27インチ、女子は26インチ
自転車車体を新しく通販で購入するのであれば、男子高校生であればタイヤサイズは27インチ、女子高生であれば26インチの自転車がおすすめです。
慎重によっては男子高校生のサイズが26インチ、女子高生が27インチでも問題ありませんが、一般的な身長であれば男子高校生は27インチ、女子高校生は26インチが無難だと思います。
また、通学バッグや部活で荷物を運ぶなどカゴを利用する機会が多数あると思います。
そのため、高校生が乗る自転車であればカゴは大きめにこしたことはありません。
また、特に荷物が多い場合は後ろの荷台にもカゴがつけられるママチャリタイプの自転車をおすすめします。
シティサイクル型の後ろに荷台がついていないタイプのママチャリを購入して後から後ろ荷台を設置するとなると工賃が数千円かかることが想定されるため、最初から軽快車と呼ばれるタイプの後ろ荷台がついているママチャリにしましょう。
女子高校生にはドレスガードや低床フレームの自転車

制服で自転車に乗る女子高生も多いと思います。
その場合、自転車を選ぶポイントが2点あります。
1点目はドレスガードがついている自転車を選ぶようにしましょう。

女子高生はスカートが多いと思います。
そのため、スカートのすそを後輪タイヤに巻き込む可能性もあり事故の原因になることもあります。
ドレスガードはスカートのすその巻き込みを防ぐ自転車パーツです。
後付けでも取り付けができるので、必要い応じて購入しましょう。
2点目は自転車本体を新しく購入する場合、低床フレームタイプの自転車をおすすめします。
低床フレームとは自転車のまたぐ部分が地面が近くなっており、自転車にまたぎやすくなっているフレーム形状の自転車です。
女子高生はスカートで通学することが多いと思うので、足を高くあげなくて済む低床フレームだと便利です。
女性向けの自転車を選ぶポイントについては「女性向け自転車の選び方を解説 乗りやすい車種や通勤通学向け自転車まで詳しく紹介」にも詳しい情報を掲載しています。
どの程度の距離であれば高校生は自転車通学できる?
高校生の通学でどの程度の距離であれば自転車通学ができるのか判断に迷う方も多いと思います。
自転車以外にもバスや電車、徒歩などの代替通学方法はたくさんあります。
特に気になる点しては、自転車で通学した場合の通学時間です。
以下は経験上から判断したおおよその距離とかかる時間です。
参考にしてみてください。
通学距離 | 時間 |
2km~3km以内 | 10分程度 |
3km~5km以内 | 20分程度 |
5km~10km以内 | 30分~60分程度 |
10km~20km | 60分~120分程度 |
高校生は一人で自転車通学するのであれば比較的力があるのでペダルをこぐスピードも速くスムーズに学校の行き来ができると思います。
男子高校生、女子高生別おすすめの通学用自転車
高校生の通学用自転車の男子向け、女子向けでおすすめ自転車を紹介します。
基本的には男子高校生は27インチ、女子高校生は26インチを紹介しています。
シティサイクル型の通学に適した自転車については「おすすめのシティサイクルを徹底解説 購入する時のポイントやおしゃれな自転車など解説」に詳しい解説をしています。
男子高校生に人気のおすすめの自転車
男子高校生向け27インチ6段変速ギアで安い自転車 trois
27インチ6段変速ギアのシティサイクルです。
男子高校生の場合、体幹がしっかりしてくるのでペダルを踏みこんでスピードがでるフラットハンドルのシティサイクルが乗りやすいかもしれません。
デザインもスタイリッシュなデザインで楽天市場やamazonで非常に人気のある自転車です。
27インチ6段変速ギアの中では価格も安く高校生の通学にはぴったりな自転車です。
男子高校生向け27インチ6段変速ギアでVフレームの自転車 Voldy
同じく27インチ、6段変速ギアのシティサイクルです。
Vフレームと呼ばれるV字型のフレームで女子高生でも乗りやすいと思います。
フレームがしっかりしているので安定性は高そうです。
荷物が多い男子高校生向けオートライト自転車 SUNTRUST
27インチ6段変速ギア、オートライトの自転車です。
ママチャリタイプなので、荷台に荷物を載せることもできます。
また、部活帰りなど夜間に通学で自転車に乗ることも多いと思います。
夜間に自転車に乗るであればオートライトが安心です。
女子高校生に人気のおすすめの自転車
女子高校生向け26インチの安い自転車
高校生の自転車通学で自転車はとにかく安いものがほしいという方にはこのママチャリがおすすめです。
26インチで変速ギアなどはついていませんが、一般的な公道を走る通学用自転車としては十分だと思います。
なお、通学用含めて安い自転車を探している場合「安い自転車を探す方法 いつどこで何の車種を買うのがコスパが高いか、おすすめの自転車を含めて解説」により詳しい情報を掲載しているのであわせて読んでみてください。
女子高校生向け26インチ6段変速ギアのかわいい自転車 dixhuit
女子高生にも大人気の26インチのママチャリです。
6段変速ギア付きでグリップやサドルがブラウンでかわいいデザインになっています。
ダブルループフレームと比較的またぎやすいフレーム構造になっているので制服の女子高生にも安心です。
かわいいデザインの自転車については「かわいい自転車はわけがある!女性に人気のかわいい自転車特集」に詳しい情報を掲載しており、dixhuitについてより詳しい情報を得たい方は「安いギアつきママチャリならdixhuitがおすすめ 通販最安値の自転車です」により詳細を掲載しています。
女子高校生向けイーストボーイの自転車

イーストボーイの自転車です。
女子高生など女性にイーストボーイは大人気ブランドで高校入学のプレゼントにもよいかもしれません。
各パーツにイーストボーイのロゴが刻まれており、BAAマーク付きなど安心な要素が多数あります。
高校生の通学用におすすめできる自転車
高校生が通学用におすすめできる自転車はママチャリなどのシティサイクルが最も使い勝手がよく通学に無難な自転車です。
選ぶ自転車の車種は他にもさまざまあるため、通学のメリットデメリットをしっかりと把握してから購入するようにしてください。
ママチャリ・シティサイクル

ママチャリは最も一般的な自転車通学以外にも利便性高く便利です。
高校生の場合、通学用に設計されたママチャリも多く、シティサイクルと呼ばれています。
シティサイクルはママチャリとぱっと見は似ており一般的にママチャリの部類にはっています。
シティサイクルの特徴としては、以下などです。
- ハンドルがまっすぐ水平なオールラウンダーハンドル
- スタンドが1本足スタンド
- 後ろのキャリア(荷台)がついていない
これら点がシティサイクルの特徴ですが、ママチャリとの違いこれら点でメリットが多数出てきます。
ハンドルは多くのママチャリの場合、手前に曲がっているセミアップハンドルというハンドルが多いですが、通学用のシティサイクルの場合ハンドルがまっすぐなオールラウンダーハンドルがおすすめです。

オールラウンダーハンドルの場合、やや前傾姿勢になりこぎやすく高校生が快適に通学ができると思います。
スタンドが1本足スタンドでキャリアがついていない場合、車体が軽くなりその分ペダルがこぎやすくなります。
また、デザイン性が高くなりスタイリッシュでおしゃれにみえます。
このようなシティサイクルが高校生にはおすすめです。
ただし、部活などで荷物が多くなる場合、シティサイクルでは荷物が入りきらないという可能性があります。
その場合、自転車を購入段階で、後ろキャリアがついている自転車を購入し、追加で後ろかごを設置することで荷物が運びやすくなると思います。
そのほかシティサイクルの特徴については「シティサイクルとは?特徴やおしゃれな種類、おすすめの人気自転車を紹介」により詳しい情報を掲載しています。
クロスバイクやロードバイクのようなスポーツ自転車

クロスバイクやロードバイクのようなスポーツ自転車で高校生が通学したいという方も多いかもしれません。
事前に確認しておきたい点としては、通学する高校がクロスバイクやロードバイクのようなスポーツ自転車での通学を認めているかという点です。
この点をクリアできていればクロスバイクやロードバイクのようなスポーツ自転車での通学もおすすめです。
現在では通学に特化したカゴ付きクロスバイクなども発売されており高校生に人気の自転車となっています。
ロードバイクの場合、カゴ設置は難しいため、リュックなど学校道具をまとめ通学することになると思います。
クロスバイクやロードバイクは金額面はピンキリでクロスバイクの場合1万円台から10万円以上する車種も発売されており価格に開きがあります。
ロードバイクも5万円程度から本格的な車種は100万円以上する車種がありどの車種を選んだらよいのか迷うことも多いと思います。
高校生になると競技でロードバイクを利用するかたも多いかもしれませんが、初めて購入するスポーツ自転車であれば乗りやすく購入しやすいカゴ付きクロスバイクがおすすめです。
ルック車と呼ばれる高単価のクロスバイクと比較すると機能は劣る面もありますが、デザイン性が高くおしゃれに乗れるので最初は安いクロスバイクを高校生の通学用に利用するのがよいでしょう。
その後より本格的なスポーツ自転車がほしいということであれば高額な自転車を改めて購入するのが失敗しないと思います。
おすすめの安い価格で購入できる通学に利用できるクロスバイクは以下などです。
上記のグラフィスはスマートファクトリーは販売している自転車ブランドです。
その中でもクロスバイクは人気のある車種で高校生の通学にちょうどよい自転車だと思います。
ちょうどよい理由としては、「価格が安く初めてクロスバイクに乗る人向け」「デザインがおしゃれ」「通販で購入できるので手軽」などです。
価格が2万円を切るクロスバイクはルック車とよばれがちですが、通学でそこまで長くない距離を走るのであれば全く問題ないと思います。
20kmを超えるような距離を走行するのであればクロスバイクとしてみずにママチャリの延長線上としてこのクロスバイクを考えて乗りこなせるか考えたほうがよいとは思います。
コスパを考えてクロスバイクで高校生が通学に利用するのであればおすすめです。
電動自転車
電動自転車も通学で利用され始めている自転車です。
電動自転車の中でも高校生の通学向けの電動自転車が各メーカーから発売されています。
電動自転車のメリットはなんといっても電動アシスト機能です。
電動自転車は各メーカーさまざまな種類の車種を発売しています。
高校生の通学におすすめの電動自転車としては以下などがおすすめです。
高校生の自転車の選び方
高校生の自転車の選び方としては、上記で紹介した自転車がおすすめですが、それ以外の自転車を選びたいという方も多いと思います。
高校生になると自分の意識で好きな車種や色、ブランドなどを選び自主的に購入されるかたもいます。
ここでは、高校生に人気の色やブランドについて解説します。
高校生に人気の自転車の色は

高校生に人気のカラーとしては、ブラックホワイトなどのシンプルな自転車も人気がありますが、様々なカラーのおしゃれな自転車も人気です。
特に女子高生の場合、ペールカラーなど淡いカラーでかわいいカラーが人気で女子高校生向けのカラーが多数発売されています。
色をモノクロ色以外の色にすることでデメリットは特にありませんが、学校によってはモノクロな色やネイビー、ブラウンなど落ち着いた色のみに限定している高校もあるようです。
特に校則で色の指定がなければ、駐輪場で目立ち自転車を探しやすいなどのメリットもあるため、好きな色を選ぶようにしましょう。
ただしモノクロではない、おしゃれな色に関しては、傷がつくと塗装はげが目立つので長年使っていると使用感はブラックやホワイトなどよりも感じると思います。
高校生に人気の自転車のブランドは

高校生向けの自転車でブランド自転車も多数発売されています。
最もメジャーで人気があるティーンブランドはイーストボーイです。
イーストボーイの自転車は毎年新しい車種が発売されており、女子高生に非常におすすめできるブランドです。
そのほか、アパレル系ブランドのビームスとコラボしている電動自転車やマリクレールの自転車など様々なブランドとコラボレーション自転車が発売されているのでぜひ探してみてください。
高校生が自転車に乗るときに必要な自転車アクセサリ
高校生が自転車に乗るときに自転車といっしょに準備したほうがよい自転車アクセサリや自転車パーツが多数あります。
自転車アクセサリや自転車パーツは自転車とは別に購入することもできますが、自転車本体を購入時に一緒に購入すると安心できるでしょう。
ヘルメット 高校によっては自転車通学で義務化されている高校も

高校によっては自転車通学でヘルメットが必須になっている高校もあります。
内閣府の中学生・高校生自転車交通安全講座によると自転車乗用中の年齢別死傷者数で最も多いのは16歳となっています。
特に4月5月6月の時期が多く、高校1年生の入学後すぐの自転車事故がおおいようです。
そのため、ヘルメットは可能であればかぶるようにしましょう。
昔からある通学用のヘルメットも現在ありますが、おしゃれでスタイリッシュなヘルメットもあります。
クロスバイクなどスポーツ自転車で通学するのであればヘルメットは特に必要です。
可能な限りヘルメットはかぶるクセをつけるようにしましょう。
レインコート 突然の雨に自転車通学ではカッパは必要

カッパは突然の雨に対して有効です。
自転車の場合、傘さし運転は危険なためカッパを着るようにしましょう。
朝高校に行くときには雨がふっていなくても帰りは雨が降っていることはよくあります。
その場合、カッパを常備しておくことで雨にぬれず帰ることができます。
おすすめは高校に置いておくことができるようなコンパクトに収納できるタイプのカッパです。
傘さし運転を避けるためにもカッパは自転車通学の場合用意しましょう。
レインコートについては「雨の日の自転車 顔や靴が濡れない対策やレインコート、レインウェアを紹介」に詳しい情報を掲載しています。
手袋 冬の寒い時期の通学には手袋が必要

手袋は自転車通学で冬の寒さ対策にはかかせません。
自転車のハンドルに設置するタイプの自転車防寒グッズもありますが、手袋で十分だと思います。
ハンドルをしっかりと握れ、ブレーキをかけることができるよう滑りにくく、握りやすいタイプの手袋を選ぶようにしましょう。
高校生の通学用自転車を紹介 自転車保険や男子女子で必要な機能や人気の自転車のまとめ
高校生になると通学に自転車を利用することがあると思います。
新しく入学に合わせて自転車を通販で購入する場合、注意する点が何点かあります。
まず、自転車保険に必ず加入することです。
10代の自転車事故は非常に多く、対歩行者の事故の64%は10代の交通事故です。
通学中に事故にあることが最もおおいため、しっかりと保険にはいっておきましょう。
また、親御さんであればこのタイミングで一度保険全体をみなおしてみるのもおすすめです。
何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】で保険の全体見直しをしてみましょう。
自転車の選び方としては男子高校生は27インチ、女子高生は26インチがおすすめです。
人気の自転車を紹介しているので、その自転車を購入すれば間違いないと思います。
ぜひ高校通学用の自転車を通販サイトで購入してみてくださいね。

