激安のママチャリを探していると中古のママチャリが最も安くママチャリを手に入れる方法だと思います。
新品のママチャリだと1万円以下で購入は現在できずほとんどが1万円以上です。
中古であれば5,000円台でも購入できるため、今回はママチャリを中古で購入できるサイトや中古のママチャリを購入するときの注意点を解説します。
なお、新車を含めた安いママチャリの情報は「安いママチャリを紹介 あさひやホームセンター、ブリヂストンなど人気のおすすめ自転車も解説」に掲載しています。
この記事を書いているのは・・・。
東京都内に本社がある自転車店に勤めている奉行です。
良くも悪くも本音・第三者視点で専門的な立場から書いています。
競合企業や取り扱い自転車についても専門性高く正直に記載しているため、
本名ではなく奉行という名前で記載していますがご理解ください。
奉行について詳しくは→奉行のプロフィール
目次
中古のママチャリを購入するのは価格の安さ
ママチャリを中古で購入しようという方の動機はほとんどが値段の安さというところにあると思います。
価格はとにかく安くママチャリが欲しいという方は中古で探すのが一番確実な方法だと思います。
中古のママチャリがほしいという方で値段以外が動機の方は聞いたことはありません。
リユース時代だからこそ中古のママチャリは以下の正しい方法と正しいチェック方法で価格以上のママチャリが手に入ると思います。
中古のママチャリの値段
中古のママチャリを購入する前にそのママチャリは価格相場としては安いのか高いのかを知っておく必要があります。
新品、中古でそれぞれのママチャリの相場をまとめています。
なお、安いママチャリなど中古でなくても安い自転車を探している場合「安い自転車を探す方法 いつどこで何の車種を買うのがコスパが高いか、おすすめの自転車を含めて解説」の内容が参考になると思います。
また、インターネット通販で新品のママチャリの相場は「【調査報告】通販のママチャリ値段相場はいくら?通販自転車の平均価格の真相に迫る」に詳しい情報を掲載しているので参考にしてみてください。
新品のママチャリで最安値はいくらか
新品のママチャリの場合、2022年10月時点で大手通販モールの楽天市場やamazonでは最安値で18,300円です。
ゴーゴーサイクリングの26インチ変速ギアなしのママチャリです。
また、自転車店の公式サイトで自転車屋の最大手サイクルベースあさひでは最安値が自社ブランドのクリームです。
同じく自転車通販サイトの大手のサイマでは最安値のママチャリが23,980円です。
サイマに至っては2万円台とあまり安くなく安いママチャリを探している方にはあてはまりません。


新品で安いママチャリを購入する場合は1万円台の前半が相場となります。
このページの下のほうに安い新品ママチャリの詳しい情報を掲載しているので参考にしてみてください。
中古のママチャリの価格相場はいくらか

中古でママチャリを探す場合、多くの方はネットオークションなどを利用すると思います。
現在有名なサイトとしては、メルカリ、ジモティー、ヤフオクなどがあると思います。
オークファンというサイトではサイト内の平均価格を確認することができます。
調査を行った2020年4月時点のヤフオクの中古ママチャリの相場価格は5,658円でした。
5,000円台でも中古のママチャリは購入できるということでしょう。
安い中古のママチャリでは2,000円台から販売されておりヤフオクなどのオークションサイトでは新品のママチャリと比較すると半額以下で購入できることがわかります。
中古のママチャリを購入するとき車体でチェックすべきポイント
中古のママチャリを購入するときには注意すべきポイントがいくつかあります。
ネット取引で特に個人間の取引のためトラブルも多くなりがちです。
中古のママチャリの場合、事前に以下の点について確認しておくことがおすすめです。
中古ママチャリの傷、さびは許容できるところと許容できないところを把握

ママチャリは長年乗っていればさびや傷は発生します。
中古ママチャリであればある程度許容すべき点だと思いますが、どのあたりのさびがひどいのかを事前に確認を取りましょう。
許容できる(許容すべき)部分の傷やさびとしては、ハンドル、フレームなどの一般的に街で見かけるママチャリでも発生している傷、さびは致し方がないところはあります。
一方注意しないといけない中古のママチャリとしては、チェーンやギア周りのさびです。
チェーンやギアに関しては、注油することでさびはある程度防ぐことができます。
しかし、ママチャリのチェーンやギア部分にさびがひどい場合は前所有者のメンテナンス不足が疑われます。
注油を怠っている場合、ほかの箇所のメンテナンスも行っていない可能性もあるので購入後思わぬトラブルにあう可能性があります。
また、チェーンのさびは異音の原因になりやすいです。
ママチャリをこいでいると常にギコギコ音がなっている状態の可能性もあるので避けたほうが無難です。
中古ママチャリの金属部分以外の劣化も確認

中古のママチャリで金属部分以上に劣化している可能性があるのがゴムやプラスチックパーツ部分です。
特にタイヤやチューブに関しては消耗している可能性があるので事前に必ず確認するようにしましょう。
タイヤに関してはタイヤの溝を確認し、溝がなくなっていないか確認が必要です。
溝がなくなっていると滑るだけではなく、タイヤ自体に大きな穴が空き、タイヤ事交換が必要になる可能性もあります。
タイヤ交換する場合5,000円くらいは費用として掛かるため、タイヤの溝チェックはしましょう。
また、パンクの原因はタイヤだけではなくタイヤの中に入っているチューブにもあります。
自転車に乗っていればパンクはつきものですが、パンクをしたときにチューブ事交換ではなく、チューブの穴を埋めているだけということもあります。
チューブの穴を埋めるパンク修理自体は間違っていませんが、数が重っている場合、チューブ自体に問題や劣化があるかもしれません。
パンク回数やその時の修理内容を聞けるようであれば質問しましょう。
また、ブレーキ状況も確認しましょう。
ママチャリの場合、ほとんどが前にブレーキシューがついていると思います。
このブレーキシューはタイヤと触れる部分はゴムでできています。
このゴムが目減りしていたり、劣化して割れているとブレーキが利きにくい場合があります。
中古ママチャリの取引前に確認するのが一番ですが、届いてから気が付いた場合は数百円で購入ができるので交換するようにしましょう。
中古ママチャリの異音は以前確認と事後の場合はまずは力ずく
ママチャリは上記もしているように長年乗っていると錆びで異音がなる可能性があります。
サイト上だけでは音は確認できないので、異音がないか確認する必要があります。
また、中古ママチャリの取引時には異音はないといっていたのに、宅急便などで配送してもらっていざ乗ると異音がするということもあります。
本当に輸送する前は本当に異音がなくても、梱包が雑だったり、誤っていた場合、輸送時に強い力がかかってしまいパーツが曲がってしまうこともあります。
そのたため、泥除けとタイヤが触れてしまい音がなる、ワイヤーがタイヤとあたり音がなるなどの現象が少なからずあると思います。
この場合、荒っぽいですが中古のママチャリをまずは力ずくで調整してみましょう。
あっさり異音が消える可能性があります。
中古のママチャリに歪みがある場合は避ける
中古のママチャリの傷やさびは許容すべきところですが、中古のママチャリ歪んでいるという場合、購入は避けたほうがよいでしょう。
歪む箇所は多々ありますがフレームが目で見て歪んでいる場合はまず避けましょう。
また、タイヤが回転した時にタイヤが左右や上下に歪みながら回転するようなママチャリも避けましょう。
そのうちに例えば、タイヤのスポークが折れ、ホイールからすべてタイヤを交換しなくてはならないということもありえます。
中古のママチャリを購入するとき取引上で気を付けるポイント
上記では中古のママチャリを手に入れるときに車体自体の問題、チェックすべきポイントを上げましたが、事務手続き上も気を付けることがあります。
購入後思わぬ費用や追加手続きが必要になる場合もあるので事前に確認しましょう。
中古ママチャリの防犯登録は注意

中古のママチャリを購入するときに一番気を付けるポイントは所有者の移管です。
具体的には防犯登録の抹消と新規登録です。
防犯登録は名義変更ができず、一度抹消(取り消し)をしてから再度新規登録をする流れになります。
確実なのは中古ママチャリの前所有者が防犯登録の抹消手続きを行ってから譲ってもらうことです。
それが難しい場合、中古ママチャリの譲渡証明書を前所有者に記載してもらいます。
譲渡証明書は上記PDFで利用できるため、印刷して前所有者に記載してもらいましょう。
前所有者が拒む場合、盗難ママチャリの可能性もあるので注意しましょう。
ママチャリの受け渡し方法と送料に注意

ママチャリの受け渡しは直接会って受け渡しをするのが理想ですが、中には輸送で送ってもらうことも考えられます。
輸送する場合、送料がどちらの負担になるか確認しましょう。
自転車でもロードバイクなどのスポーツバイクの場合、解体して70%組み立て状態にすれば小さくまとまり送料は安く上がりますが、ママチャリの場合、すぐ乗れる状態で輸送すると思います。
完全組み立て状態のママチャリの場合、送料で1万円以上が相場感になります。
ヤマト運輸で運ぶ場合、大型家具家電になりヤマトホームコンビニエンスという会社が配送してくれます。
26インチのママチャリの場合でEランクというランクになり例えば東京都から東京都と都内の短い距離を運んだだけでも価格は16,555円(税込)となります。
中古ママチャリの価格を大きく超えることが考えられるので、配送が伴う場合は注意が必要です。
中古のママチャリを購入できるサイトやアプリ
中古のママチャリを購入できるサイトは多数あります。
有名サイトが出品数も多く、よい中古ママチャリに出会える可能性が高いです。
特に価格を安く抑えたいのであれば、企業から購入するよりも個人間取引のほうが安くなる可能性が高いです。
メルカリで中古ママチャリを購入する
フリマアプリとしては日本で最もメジャーなサイトです。
中古のママチャリも多く出品されているため、予算にあったママチャリが探せると思います。
注意点は送料設定がだれが負担するかという点です。
メルカリなどフリマアプリで自転車を購入する時のポイントは「メルカリで自転車を購入する時の注意点やポイント 送料、手渡し防犯登録など中古ならではの解決方法」にも記載しています。
ジモティーで中古ママチャリを購入する
ジモティーは地元特化型のサイトです。
基本が直接会って受け渡しなので、中古ママチャリをしっかり確認して受け取ることができます。
また、直接受け渡しだと送料もかからず便利です。
ママチャリを無料で譲ってくれる方も多くいます。
注意点としては、メルカリと比較すると中古ママチャリの絶対数が少ないため、安く目的にそった中古ママチャリを手に入れるのに時間がかかるかもしれません。
東京や大阪などの都心部では中古ママチャリの出品数も多いため、比較的早く手に入ると思います。
ヤフオクで中古ママチャリを購入する
ヤフオクはメルカリ、ジモティーが頭角を現す前は一強の個人間取引サイトでした。
老舗的な扱いですが、現在でも多くの中古ママチャリが出品されています。
オークション型なので、入札しても購入ができない場合があるので予算に限りがある場合は購入できるまで長くなってしまう可能性があります。
リサイクルショップを探して中古のママチャリを購入する
中古のママチャリはリサイクルショップなどを探すと多くの店舗で取り扱いがあります。
大手リサイクルショップとしてはトレジャーファクトリーなどではママチャリの取り扱いがあるほか買取りも行っています。
価格は通常の中古のママチャリ程度なので、実際にまたいで確認してみたい方はおすすめです。
中古のママチャリ以外で安いママチャリ
中古のママチャリは取引のわずらわしさやママチャリ自体のさびなどのリスクを考えると価格は安くても避ける方も多いかもしれません。
現在新品のママチャリであれば1万円以下では購入はできず中古ママチャリであれば5,000円程度でも購入ができます。
追加で数千円出して新品の自転車を検討される場合、以下が価格が安くおすすめです。
また、ママチャリに限らずおすすめの自転車については「おすすめの自転車を車種や目的シーン別で紹介 自転車の選び方も詳しく解説」にも情報を掲載しています。
通販モール最安値のママチャリ SUNTRUST

26インチで変速ギアなしのいたってシンプルなママチャリです。
ゴーゴーサイクリングが販売しており価格は18,300円です。
ママチャリ自体の特徴としては、特にありませんが、自宅まで配送をしてくれること、100%組み立て状態で配送をしてくれること、東京、神奈川、埼玉、千葉の多くの地域では送料無料で配送してくれることなどがメリットです。
中古ではなく新品で価格が安いのに送料も無料で配送してくれるのは大きなメリットだと思います。
上記している通りヤマトホームコンビニエンスで26インチのママチャリを配送してもらう場合15,050円程度送料だけでかかってしまうので、それを加味したら非常にお買い得でしょう。
大手自転車小売店 サイクルベースあさひの クリーム

サイクルベースあさひのママチャリです。
上記のSUNTRUSTのママチャリと同じく26インチ、変速ギアなしです。
日本最大手の自転車店サイクルベースあさひで新品のママチャリが購入できるという安心感とサイクルベースあさひの店舗であれば受取が無料で行えるという点がメリットだと思います。
安くママチャリを購入したいのであればこちらも非常におすすめです。
中古のママチャリの相場と安く購入する方法、購入時に気を付けるポイントのまとめ
ママチャリを中古で購入するときに価格はできれば安く抑えたいですよね。
中古ママチャリの相場は5000円程度です。
また、新品ママチャリの場合最安値で12800円と1万円以上します。
中古でママチャリを購入するときには以下の部分に注意をしましょう。
- 傷、さびは許容すべき部分(フレーム、ハンドルなど)と許容できない部分(ギア、チェーンなど)をみわけましょう。
- タイヤやブレーキシューの目減りを確認しましょう。
- 異音は事前確認し、到着後自転車パーツに当たり異音がする場合は力ずくで一度直してみましょう。
- ママチャリが歪んでいる場合は避けたほうが無難です。
- 中古ママチャリの防犯登録の手続きは必ず行いましょう。
- ママチャリの送料はだれが負担するのか確認しましょう。
これらを気を付ければメルカリ、ジモティー、ヤフオクなどできっとよい中古ママチャリに出会えると思います!
なお、ママチャリに限らずクロスバイクやロードバイク、、折りたたみ自転車など自転車全般で中古品を探している方は「中古自転車をネット通販等で安く買うときに気をつける5つのポイント。これをみとけば大丈夫!」により詳しい情報を掲載しています。
中古の電動自転車に関しては「中古の電動自転車の相場や購入するときの注意点」に詳しい情報を掲載しています。