
ママチャリ型の電動自転車を探すとどの車種がよいのかが非常に迷いますよね。
大手、パナソニック、ヤマハ、ブリヂストンの中から決めたいと思うものの格安電動自転車や中古の電動自転車などとも比較すると余計判断できないものです。
今回はママチャリ型の電動次点者を購入するにあたりおすすめや購入のポイントを解説していきます。
この記事を書いているのは・・・。
東京都内に本社がある自転車店に勤めている奉行です。
良くも悪くも本音・第三者視点で専門的な立場から書いています。
競合企業や取り扱い自転車についても専門性高く正直に記載しているため、
本名ではなく奉行という名前で記載していますがご理解ください。
奉行について詳しくは→奉行のプロフィール
目次
ママチャリ型電動自転車は大手メーカーごと比較

ママチャリタイプの電動自転車を購入検討されるとまずは大手電動自転車メーカーのパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンが候補にあがりますよね。
ざっくり概要だけ違いを解説すると、パナソニックはバッテリーが強く、ヤマハはモーターが強く、ブリヂストンは自転車メーカーらしく各機能が充実している点です。
それぞれメーカーごと強みが異なるので特徴をとらえてからママチャリ型電動自転車を購入しましょう。
より詳しい解説は「2020年のパナソニック、ヤマハ、ブリヂストン各メーカー電動自転車のまとめ 2020年は格安電動自転車を投入」で電動自転車の比較をしています。
パナソニックのママチャリ型電動自転車の比較

パナソニックのママチャリ型の電動自転車の特徴はバッテリーが強いことです。
パナソニックのママチャリ型電動自転車は、ビビシリーズとティモシリーズにわかれています。
ビビシリーズやティモシリーズについては「パナソニックビビを全車種紹介 他メーカーの電動自転車との比較や違い、専門店でしか買えないビビも解説」や「パナソニックのティモを全車種解説 A,L,S,DXの車種ごとの違いや他メーカーの類似商品比較」により詳しい情報を掲載しています。
ビビシリーズは主婦の方などがスーパーなどの買い物に利用することに最適さされた電動ママチャリです。
一方ティモシリーズは通勤通学により機能をよせている電動ママチャリです。
パナソニックのママチャリ型電動自転車と他社を比較すると、上記していますが、バッテリー容量が大きく16.0Ahという大容量バッテリーを一つのウリにしています。
バッテリー容量が大きいと一度の充電で走行できる距離が伸びパナソニックのママチャリ型電動自転車の場合100kmも一度の充電で走るママチャリがた電動自転車もあります。
なおパナソニックの電動自転車については「パナソニックの電動自転車の魅力は電子キーやバッテリー!通販で購入するときのポイントを解説」により詳しい情報を掲載しています。
ヤマハのママチャリ型電動自転車の比較

ヤマハのママチャリ型電動自転車の強みは走り出し軽やかなドライブユニット、スマートパワーアシスト機能にあります。
ヤマハのママチャリ型電動自転車はパスシリーズで、パスウィズ、パスチア、パスナチュラMなどの毎日の買い物向けシリーズとパスリン、パスアミ、パスミナの通勤通学用の電動ママチャリに分かれています。
ヤマハのママチャリ型電動自転車と他社を比較すると、特徴は、モーター部分(ドライブユニット)がヤマハのママチャリ型電動自転車の強みです。
坂道ラクラク対応など坂道などパワーが必要な箇所でスムーズにアシストしてくれるのがヤマハのママチャリ型電動自転車の特徴です。
年々機能が改善されており2019年と2020年を比較するとパスウィズが坂道を上るアシスト機能のパワーが1.5倍に増えています。
また、実際乗ってみるとこぎ始めからの反応が早いのも特徴です。
重い荷物を載せてママチャリタイプの電動自転車に乗る方は、坂道が多い地域に住まわれている方はヤマハがおすすめです。
坂道に強い電動自転車については「坂道に強い電動自転車メーカーは 各目メーカーごとの特徴や上り下りを楽にするコツなど」により詳しい解説をしています。
ブリヂストンのママチャリ型電動自転車の比較

ブリヂストンのママチャリ型電動自転車の特徴は電動自転車に様々な独自機能がついているのが特徴です。
ブリヂストンのママチャリ型電動自転車は、アルベルトe、カジュナeが通勤通学向け電動ママチャリ、ステップクルーズe、フロンティアなどが毎日の買い物に利用できる電動ママチャリです。
ブリヂストンはもともと電動自転車ではない、一般的なママチャリも製造している自転車メーカーです。
そのため、ブリヂストンのママチャリ型電動自転車と他社を比較すると、そのノウハウをママチャリ型電動自転車にもあてがっており、また、電動自転車だからこそできる機能も搭載しています。
具定期には、四輪駆動のママチャリ型電動自転車や自転車のチェーンがチェーンではなく、ベルト状になっている車種、モーターブレーキがついており、下り坂でも安心して下ることができる機能などです。
また、モーターブレーキそのエネルギーを再充電してくれバッテリーに蓄えます。
そのため、実質的な一度の充電で走行できる走行距離が増えバッテリーの充電回数も減らすことができます。
安いママチャリ型電動自転車を購入するには
上記で大手電動自転車メーカーのママチャリ型電動自転車を紹介しましたが、できれば安く購入したいと思うのが常です。
電動がついていないママチャリを購入するのが一番安くあがる方法ですが、電動自転車でママチャリ型でありながら安く手に入れる方法があります。
なお、安い自転車を探している場合「安い電動自転車を紹介 大手電動自転車メーカー品を安く買う方法や安い自転車販売店オリジナル電動自転車も紹介」や「安い自転車を探す方法 いつどこで何の車種を買うのがコスパが高いか、おすすめの自転車を含めて解説」が参考になると思うのであわせて読んでみてください。
格安のママチャリ型電動自転車を探す

大手電動自転車メーカーではなく、格安電動自転車を購入することです。
ノンブランドのママチャリタイプの電動自転車は通販でも販売しています。
有名なのはSUISUIという電動自転車シリーズです。
特にママチャリ型の電動自転車は人気商品になっています。
また、大手自転車販売店のイオンバイクもオリジナルブランドでママチャリ型の電動自転車を発売しています。
これら自転車は価格が5万円台からと非常に安いのが特徴的です。
機能面としては、自転車を乗るにあたり最低限必要な機能がそろっています。
一方デメリットもあり、バッテリー容量が小さく、一度の充電で走行できる距離が短いです。
平均すると一度の充電で走行できる距離が30km~40km程度のため、長距離を往復する方にはむかないと思います。
しかし、毎日充電する方であれば問題なく走行できるので、格安電動自転車のママチャリタイプを購入するのは一つの方法です。
中古のママチャリ型電動自転車を探す
中古のママチャリ型の電動自転車を購入するのも方法です。
中古のママチャリタイプの電動自転車を購入するときに気を付けるポイントはバッテリーの劣化具合と年式です。
バッテリーはリチウムイオンバッテリーのため、スマホと同じように充電を繰り返すことで一度の充電で走行できる距離が短くなってしまいます。
そのため、中古のママチャリ型電動自転車の場合、バッテリーが劣化していると走行距離が表示目安距離よりも半分になっているということもよくあることです。
また、年式も確認が重要で電動自転車はママチャリに限らず毎年機能改善がされています。
そのため古いママチャリ型電動次点者だと機能が少なく今の電動自転車よりも物足りない感じがするかもしれません。
しかしながらとにかく安くママチャリ型の電動自転車が欲しいという方にはよいかもしれません。
楽天市場などでも購入できるので、購入検討されるかたはこちらから探してみてください。
普通のママチャリをアシスト自転車化する

ママチャリ型電動自転車が必要な方は目的としては、楽にママチャリが乗りたいという方だと思います。
ママチャリ型電動自転車は手段にしかすぎず、楽にママチャリが運転できるのであれば電動自転車でなくても問題ないと思います。
そのため、電動自転車ではなく、普通のママチャリにアシスト機能をつけるという方法があります。
具定期には、サイクルオリンピックのフリーパワーです。
フリーパワーはシリコン上のバネのようなものをクランクに仕込むこしで電気の力を利用せずに、ママチャリにアシスト機能を与えるという画期的な自転車パーツです。
詳しくは「サイクルオリンピックは人気のフリーパワーなどサービスが充実 自転車店サイクルオリンピックを詳しく解説」に掲載しているので、読んでみてください。
ママチャリ型電動自転車をレンタルする
ママチャリ型電動自転車は短期間必要なのであれば、電動自転車をレンタルするというのも方法です。
1か月単位でママチャリ型の電動自転車をレンタルすることは可能です。
短期間であれば、圧倒的に購入するよりも安く、目安としては1か月1万円程度でママチャリ型電動自転車をレンタルすることができます。
楽天市場でも購入するようにレンタルが可能です。
レンタルできる電動自転車についてはこちらを確認してみてください。
また、レンタルの自転車については「電動自転車レンタルサービスがブーム!子供乗せや1か月のみレンタルまで最新レンタル電動自転車の紹介」にも詳しい情報を掲載しています。
おすすめのママチャリ型電動自転車
おすすめのママチャリを紹介します。
ママチャリ型電動自転車を含めた他のおすすめ自転車は「おすすめの自転車を車種や目的シーン別で紹介 自転車の選び方も詳しく解説」に掲載しているので参考にしてみてください。
走行距離が長いママチャリ型電動自転車 ブリヂストン アルベルトe

最も一度の充電で走行できるママチャリ型電動自転車はブリヂストンのアルベルトeです。
26インチのエコモードの場合、なんと一度の充電で130kmも走ることができるのが魅力です。
ハンドルがまっすぐのオールラウンダーハンドルを採用しているシティサイクル型のため、通学に向いています。
学生はなかなか充電を毎日するというのが手間かもしないので、通学用自転車として週1回充電すれば済むようなコンセプトなのかもしれません。
他社と比較しても100kmを超えればすごく走行距離が長いというイメージの電動自転車ですが、130kmという距離は非常に長いので一度の充電での走行距離でママチャリ型電動自転車を選ぶのであればパナソニックのアルベルトeがおすすめです。
26インチの電動自転車については「26インチの電動自転車を紹介 子供乗せ付きや安い電動自転車、他のインチサイズとの違いなどを解説」に詳しい情報を掲載しています。
軽いママチャリ型電動自転車 パナソニック ビビL20

最も軽いママチャリ型電動自転車はパナソニックのビビL20です。
重量は21.7kgと重めの一般的なママチャリと同じくらいの重量になります。
ママチャリ型電動自転車の平均的な重さは2020年4月に調査した段階では27.5kgだったため、約5.8kg軽いことになります。
20インチで軽いだけではなく、機能面もしっかりしており、12.0Ahnバッテリーやまたぎやすい低床フレームなど毎日の買い物に最適なママチャリ型電動自転車だといえます。
より詳しい軽さに関するランキングは「100車種の軽さ検証!軽い電動自転車ランキング 平均重量や最軽量電動自転車の発表」に記載しているので読んでみてください。
20インチの電動自転車については「20インチの電動自転車を購入時の車種別ポイント 特徴を抑えれば素敵な自転車に出会える」に詳しい解説をしているのであわせて読んでみてください。
安いママチャリ型電動自転車 Airbike

Airbikeは楽天市場などの通販で購入できる最も安いママチャリ型電動自転車の一つです。
価格は5万円を切る47,800円(2020年6月時点)で発売されています。
安さのポイントはバッテリーが電動自転車の多くに採用されるリチウムイオンバッテリーではなく、鉛バッテリーを採用している点です。
鉛バッテリーは自動車やバイクなどで利用されているバッテリーで継ぎ足し充電ができないデメリットや思いという欠点がありますが、リチウムイオンバッテリーと比較すると長持ちするというメリットもあります。
一度の充電で走行距離目安は25kmと短いですが、安くママチャリ型電動自転車を探している方にはよいのではないでしょうか。
また、キャリア(荷台)のクラス27のため、チャイルドシートが設置可能です。
チャイルドシートだけ別途設置することで安いチャイルドシート付電動自転車が出来上がります。
安いチャイルドシート付電動自転車については「安い子供乗せ電動自転車のおすすめを紹介 ヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの子供乗せ電動自転車を安く購入する方法も」に詳細を記載しているのであわせて読んでみてください。
おしゃれなママチャリ型電動自転車 ヤマハ パスリン

おしゃれさは主観によるところが大きいですが、おしゃれなママチャリ型電動自転車の代表といえば、ヤマハのパスリンだと思います。
クラシックなデザインのパスミナという車種におしゃれな各種パーツをつけたモデルです。
幅広でスクールバッグやビジネスバッグが入る大きいカゴや太めのタイヤなどおしゃれなポイントと実用性を兼ねそろえています。
フレームがつや消しカラーもありマットなデザインが特徴的なおしゃれなママチャリ型電動自転車です。
ママチャリ型電動自転車でおすすめはこれ!機能別やメーカー別でおすすめ車種や特徴を紹介のまとめ
ママチャリの形状の電動自転車の購入を検討した場合、まず思いつくのが大手電動自転車メーカーのパナソニック、ヤマハ、ブリヂストンだと思います。
それぞれメーカーに特徴があり、パナソニックはバッテリー、ヤマハはドライブユニット、ブリヂストンは自転車メーカーとしての各種機能です。
また、安くママチャリ型の電動自転車を購入したいと思う場合、バッテリーが小さい格安ママチャリ型電動自転車や中古のママチャリ型電動自転車、一般のママチャリにアシスト機能をつけるなど方法は多数あります。
また、短期間であればママチャリ型電動自転車をレンタルすることで価格を抑えることができます。
おすすめのママチャリ型電動自転車としては、デザインのおしゃれさではヤマハのパスリン、安さでは、Airbike、軽さではパナソニックのビビL20、走行距離ではブリヂストンのアルベルトeがおすすめです。
ぜひママチャリ型の電動自転車の購入検討されているかたは参考にしてみてくださいね。