電動ミニベロの選び方 メーカーごと車種の紹介やおしゃれで安いebikeも紹介

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おしゃれな電動自転車を探している方はミニベロ型の電動自転車を候補にされるかたが多いです。

ミニベロはタイヤが20インチなど小さいながらも大人が乗れる自転車です。

今回はおしゃれな電動ミニベロについて車種別に昨日などを詳しく紹介したいと思います。

ミニベロ全体については「ミニベロの選び方 おすすめのミニベロ電動自転車やミニベロロードも 軽量化やカゴなどパーツも解説」に詳しい情報を掲載しています。


この記事を書いているのは・・・。
東京都内に本社がある自転車店に勤めている奉行です。
良くも悪くも本音・第三者視点で専門的な立場から書いています。
競合企業や取り扱い自転車についても専門性高く正直に記載しているため、
本名ではなく奉行という名前で記載していますがご理解ください。
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ミニベロはタイヤが小さく小回りがきくおしゃれな自転車

ミニベロはタイヤが小さく小回りがきくおしゃれな自転車です。

タイヤサイズは20インチが中心ですが、18インチなどのさらに小さいタイヤサイズも発売されています。

その中でも電動アシスト機能が搭載されているミニベロも多数発売されており、電動ミニベロやミニベロ版電動自転車などと呼ばれています。

電動ミニベロは大手電動自転車メーカーであるヤマハ、パナソニック、ブリヂストンも発売しているほか、ロードバイクメーカーやベンチャー企業などさまざまな企業が参入しており人気です。

電動ミニベロはebikeとも呼ばれている

電動自転車の中でママチャリタイプの電動自転車を除いた比較的スタイリッシュでおしゃれなスポーツ電動自転車などのことを総称でebike(イーバイク)と呼びます。

電動自転車のカテゴリは「ママチャリ型電動自転車や子供乗せ付き電動自転車」と「それ以外の電動自転車(ebike)」にカテゴライズされることが多いです。

ebikeの中にはミニベロ型以外にも折りたたみ型、クロスバイク型、ロードバイク型、マウンテンバイク型、BMX型など多数の車種に電動アシスト機能が搭載されています。

その中でもミニベロ型電動自転車は人気があり上記で説明したように各メーカーが発売しているのが特徴的です。

ebike全体については「ebikeが話題!電動自転車のマウンテンバイクやクロスバイク、ミニベロ」に詳しい情報を掲載しています。

電動ミニベロは大手電動自転車メーカーから発売している

大手電動自転車メーカー

電動ミニベロは大手電動自転車から発売されており、ヤマハ、パナソニック、ブリヂストンのいずれも複数車種発売されています。

ヤマハの電動自転車はアシスト機能で重要なドライブユニットに強みがありパワーやレスポンスの良さが特徴です。

パナソニックの電動自転車の場合、大型バッテリーが魅力なだけではなく、ミニベロ型電動自転車のJコンセプトは他の家電とコラボした統一ブランドであり総合家電メーカーとしてのブランドを構築しています。

ブリヂストン電動自転車は電動ではない一般的な自転車メーカーでもありそのノウハウを電動ミニベロでも活かしています。

ヤマハの電動ミニベロ

ヤマハの電動ミニベロはPAS CITY-XとPAS CITY-Cの2車種が発売されています。

PAS CITY-Xは男性向け、PAS CITY-Cは女性向けというデザインやコンセプトで開発されておりターゲットが明確です。

PAS CITY-Xは直線的なデザインでスタイリッシュでかっこいい印象です。

一方、PAS CITY-Cは湾曲したフレームとまたぎやすい低床フレームなど女性らしいかわいいフォルムに仕上がっています。

ヤマハの電動ミニベロについては「ヤマハのミニベロ型電動自転車(ebike)」に詳しい記事を掲載しています。

パナソニックの電動ミニベロ

パナソニックの電動ミニベロはグリッター、Jコンセプト、SWの3車種が発売されています。

パナソニックらしくバッテリーの容量が大きいだけではなくデザインも白物家電を彷彿するパナソニックらしいデザインになっている印象です。

グリッターは細いフレームとテリーサドル、ワイヤーカゴなどクラシックでおしゃれなデザインに仕上がっている電動自転車です。

Jコンセプトはパナソニックの総合家電メーカーを活かしたほかの家電製品と共通して利用しているブランド名です。

日本らしい趣のある落ち着いたカラーバリエーションやカゴなどを後からカスタムできるカスタマイズ性が面白い電動ミニベロです。

SWはパナソニックの中では低価格帯の電動自転車です。

8Ahとややコンパクトなバッテリーを搭載しており、またぎやすいフレームも特徴的です。

低予算で電動ミニベロが欲しく、大手電動自転車メーカーの車種がいいというかたにおすすめできます。

パナソニックの電動ミニベロについては「パナソニックのミニベロ型電動自転車(ebike)」により詳しい解説をしています。

ブリヂストンの電動ミニベロ

ブリヂストンの電動ミニベロはリアルストリームミニとアシスタユニプレミアの2車種があります。

ブリヂストンは大手電動自転車メーカーでは最も電動なしの自転車も製造販売しており、そのノウハウが電動ミニベロにも反映されています。

リアルストリームミニはスポーツタイプの電動ミニベロです。

12.3Ahと大き目のバッテリーと一度の充電で83kmと長距離走行が可能な電動ミニベロです。

前かごもついており、スポーツより電動自転車でも使い勝手がよいのが特徴的です。

アシスタユニプレミアはシニアや女性向けに開発された電動ミニベロです。

簡単に操作できるボタンや最低身長128cm以上と非常に小柄な方でも乗ることができる設計になっています。

そのため、電動ミニベロでもありますが、ママチャリ型電動自転車の小さいサイズともいえます。

シニアの方など毎日の買い物で利用したいが、ママチャリ型電動自転車では大きすぎるという方におすすめの電動ミニベロです。

ブリヂストンの電動ミニベロについては「ブリヂストンのミニベロ型電動自転車(ebike)」により詳しい解説をしています。

電動ミニベロはスポーツ自転車メーカーからも発売している

電動ミニベロは電動自転車メーカーだけではなく、スポーツ自転車メーカーからも発売がされています。

ミニベロの中にはミニベロロードといわれるロードバイク型のミニベロも多数発売されています。

そのノウハウを活かして電動ミニベロはスポーツ自転車メーカーからも発売されているのです。

代表的なスポーツ自転車メーカーで電動ミニベロを発売しているメーカーは以下などです。

ルイガノの電動ミニベロ イーゼルインター

ルイガノのイーゼルインターは世界的な自転車メーカーのルイガノが発売している電動ミニベロです。

イーゼルインターの特徴は一度の充電で走行できる走行距離目安が105kmと長い点です。

また、すっきりとしたデザインもルイガノらしさがでていると思います。

電動ミニベロで長距離を走りたくかつルイガノがよい方には面白い電動ミニベロだと思います。

ビアンキの電動ミニベロ E-BIKE LECCO BOCSH 43 CK16

ビアンキはクロスバイクを中心に世界中で人気のイタリアの自転車メーカーです。

ビアンキも電動ミニベロを発売しており、E-BIKE LECCO BOSH 43 CK16という車種です。

ビアンキの最大の特徴ともいえるライトグリーンが特徴的でおしゃれです。

適正身長160cmから175cmと比較的男性向けのサイズですが、ビアンキ好きの女性の方も購入の検討をされる方も多いです。

電動ミニベロはベンチャー系電動自転車メーカーや格安自転車メーカーも発売している

電動ミニベロを発売しているメーカーの中にはベンチャー系の電動自転車メーカーやインターネットを中心に販売している格安自転車メーカーなども電動ミニベロを発売しています。

価格が安いだけではなく、機能性も高い電動ミニベロが多いので他の人とは一味違う自転車が欲しいという方にはおすすめです。

ベスビーの電動ミニベロ PSA1、PS1

ベスビーは石川県に本社がある電動自転車メーカーです。

ベスビーは電動ミニベロ以外にはさまざまなタイプの電動自転車を発売しており、マウンテンバイク型やクロスバイク型など幅広い車種を取り扱っています。

特徴として独特のおしゃれなフレームデザインが特徴的です。

ほかの自転車メーカーではおめにかかることができないような先進的なフレームフォルムを有しており、近未来的な電動自転車を発売しています。

ベスビーで電動ミニベロは2車種発売しておりPSA1とPS1です。

PSA1の上位シリーズがPS1になります。

PSA1は2車種の中では下のモデルですが、外装7段変速ギア、アルミフレーム、一度の充電で走行できる走行距離目安が90kmと機能性に優れています。

また、PS1は17.4kgと非常に軽く、10段変速ギア、一度の充電で走行できる走行距離目安が100kmと非常に長いのが特徴です。

デザインも先進的で優れているだけではなく、機能性も優れておりおしゃれな電動ミニベロだといえます。

21テクノロジーの電動ミニベロ

21テクノロジーはインターネット通販を中心に販売している自転車メーカーです。

特徴としては安く自転車を全国に販売している点です。

電動ミニベロも21テクノロジーオリジナルの自転車として販売しています。

この電動ミニベロは21テクノロジーの他、インターネットでSOGO CYCLE、サイクルFUNNで購入可能ですが、これら3店舗は実質同じ会社です。

機能性としては、外装6段変速ギアでハンドル部分のみは折りたたむことができます。

ハンドル部分が折りたためるのは実利用よりも配送時にハンドルを折ることで小さくでき送料が抑えられることが要因だと思われます。

一度の充電で走行できる走行距離目安が50km程度と格安電動自転車の中では距離が長い部類です。

バッテリーもパナソニック製のバッテリーなので安心です。

価格が安くフル電動自転車(モペットタイプ)ではなく、公道で乗れるのでとにかく安く電動ミニベロが欲しい方にはおすすめの車種です。

21テクノロジーについては「21テクノロジー 激安自転車だけど品質と保証は!?21テクノロジーの自転車とサービスに迫る!」に詳しい情報を掲載しています。

電動ミニベロを選ぶポイント

電動ミニベロを選ぶときにはできる限り自分好みのライフスタイルにあった電動ミニベロを選びたいところです。

電動ミニベロの選び方はいくつかポイントがあり、そのポイントをおさえることで失敗したい電動ミニベロの購入が可能だと思います。

自転車全体でおすすめ車種は「おすすめの自転車を車種や目的シーン別で紹介 自転車の選び方も詳しく解説」にも掲載しているのであわせて読んでみてください。

電動ミニベロ基本的には街乗りのおしゃれ電動自転車

電動ミニベロはデザインのおしゃれさとコンパクトさがうりの自転車です。

ライフスタイルとして街乗りやちょっとした買い物に最適な電動自転車です。

そのため、ミニベロロードを除き長距離の移動にはあまりむいていない車種だといえます。

買い物に最適な電動自転車については「買い物におすすめの自転車 おしゃれなかごやリュックで大容量荷物でも大丈夫」にも解説をしています。

長距離移動をするのであれば一般的な26インチの電動自転車等のほうがクッション性やペダルのこぎやすさなどが優れていることが多いです。

電動ミニベロを購入するのであれば素敵なライフスタイルをよくしたいという方向けということに注意したほうがよいでしょう。

もし長距離をミニベロでおしゃれに移動したいということであれば、電動ミニベロではなく、ロードバイク型ミニベロのミニベロロードがおすすめです。

ロードバイク並みの性能を保有しながらミニベロのフレームで構成されているので比較的長距離を走るのに向いています。

安い電動ミニベロはフル電動自転車で公道を走れない可能性もあるので注意

電動ミニベロや電動折りたたみ自転車の中でインターネット通販を中心に非常に安い価格で販売されている「フル電動自転車」や「モペットタイプ電動自転車」があります。

このようなフル電動自転車(モペット)は日本の公道では走ることができない電動自転車です。

ぱっと見は電動ミニベロや折りたたみ自転車型電動自転車に見えるので勘違いしそうですが、公道で走ると道路交通法違反になってしまいます。

電動ミニベロや折りたたみ自転車型電動自転車の購入をインターネットでできる限り安い価格で買いたいと考えている方は注意しましょう。

なお、私有地で走る分には問題ないので、工場や広大地での走行を考えている場合問題ありません。

フル電動自転車、モペット電動自転車については「フル電動自転車とは 公道は走れないけどおすすめのモペットを紹介」に詳しい情報を掲載しています。

また、ナンバープレートを取得し公道を走ることができる【COSWHEEL EV SCOOTER】という商品もあるのでチェックしてみてください。

チャイルドシート設置可能な電動ミニベロもある

電動ミニベロの中にはチャイルドシートが設置可能なミニベロも存在しています。

ミニベロは全長が短いため、不安定になりがちでチャイルドシートの設置には向いていませんが、技術的には設置可能です。

チャイルドシートの設置にはキャリア(荷台)に設置条件があり、キャリアクラス25kg以上のキャリアしかチャイルドシートを設置できません。

大手電動自転車メーカーの電動ミニベロではパナソニックのSWが唯一キャリアクラス25kgのキャリア設置ができます。

そのほか、折りたたみ自転車メーカーのターンのHSD P9も推奨はできませんが、技術的には設置可能です。

電動ミニベロではチャイルドシートの設置可能車種は非常に少ないのが現状です。

折りたたみ自転車の電動自転車版もある

電動ミニベロは大手電動自転車メーカーやそのほかベンチャー企業なども開発していますが、より選択肢を広げる場合、折りたたみ自転車型の電動自転車、折りたたみ電動自転車も同じようにおすすめです。

機能性としては「ミニベロは折りたためない」、「折りたたみ自転車は折りたためる」程度の違いだと考えて頂いて問題ありません。

折りたたみ電動自転車のほうが近年ベンチャー型自転車メーカーの参入が多く、よりデザイン性や機能性が高い車種が多いのが特徴です。

折りたためることでミニベロと異なり収納スペースが小さく済み、持ち運びにも便利になります。

電動ミニベロで購入に至る一台が見つからない場合、折りたたみ型電動自転車もおすすめです。

折りたたみ電動自転車については「折りたたみ電動自転車が大人気。通販で購入するとき失敗しない2つのポイント」に詳しい情報を掲載いています。

電動ミニベロの選び方 メーカーごと車種の紹介やおしゃれで安いebikeも紹介のまとめ

おしゃれな電動自転車を探しているかたは電動ミニベロにいきつく方も多いと思います。

電動ミニベロはebikeとも呼ばれ、大手電動自転車メーカーのヤマハ、パナソニック、ブリヂストンも各社複数車種発売しています。

そのほか、ルイガノやビアンキといったスポーツ自転車メーカーやベスビーといったベンチャー系電動自転車メーカーや格安自転車メーカーも電動ミニベロ市場に参入しており、各社独自の車種が魅力的です。

電動ミニベロを選ぶポイントとしては、あくまで街乗りでおしゃれさ、ライフスタイルをよくするのに電動ミニベロは選ばれることを覚えておくとよいでしょう。

大きな荷物などを運ぶのであればママチャリ型電動自転車のほうがメリットが大きいです。

また、長距離を走るのであれば電動ミニベロではなくミニベロロードのほうが走りやすいかもしれません。

電動ミニベロをインターネット通販で購入するときに注意したいポイントとしてはフル電動自転車やモペットと呼ばれる公道で走ることができない電動ミニベロを購入しないことです。

チャイルドシートについては電動ミニベロの多くの車種は設置が難しく、大手電動自転車メーカーの場合、パナソニックのSWのみチャイルドシートのキャリアクラス25kgを設置できチャイルドシートが設置できます。

これら点に注意してぜひライフスタイルにあった電動ミニベロを購入してみてくださいね!

なお、安い自転車の探し方は「安い自転車を探す方法 いつどこで何の車種を買うのがコスパが高いか、おすすめの自転車を含めて解説」や「安い電動自転車を紹介 大手電動自転車メーカー品を安く買う方法や安い自転車販売店オリジナル電動自転車も紹介」により詳しい情報を掲載しているので参考にしてみてください。

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