シティサイクルを購入する時にできるだけ安い価格のシティサイクルを購入したいと思いますよね。
今回は価格が安くコストパフォーマンスが高いシティサイクルについて詳しく解説します。
また、安いシティサイクルの選び方は「安いシティサイクルの選び方 通販や店舗で購入するときのポイントや他の自転車との比較」にも詳しい解説をしています。
目次
シティサイクルとはどのような自転車か

シティサイクルはシティ車やママチャリなどさまざまな呼ばれ方をしますが、ママチャリコレではシティサイクルは「ハンドルがまっすぐのオールラウンダーハンドルを採用している自転車」という定義です。
ママチャリには大きく分けると2種類あり、ハンドルが手前に曲がっているセミアップハンドルを採用している軽快車とハンドルがまっすぐのオールラウンダーハンドルを採用しているシティサイクルがあります。
シティサイクルにはハンドルがまっすぐなほかに、後ろ荷台がついていないなどの特徴があり、軽快車よりも快適に乗れるママチャリというイメージです。
シティサイクルと軽快車の違いについては「ママチャリ、シティサイクル、軽快車の違い」に詳しい情報を掲載しています。
安いシティサイクルの特徴
自転車の中でもシティサイクルは安い自転車が多く、スペックによっては最も安い自転車の一種だといえます。
安いシティサイクルには特徴があり機能を抑えることで価格が安くなります。
そのほか、安いママチャリの情報は「安いママチャリを紹介 あさひやホームセンター、ブリヂストンなど人気のおすすめ自転車も解説」に掲載しています。
変速ギアがついていないシティサイクルが安い

安いシティサイクルには変速ギアがついていません。
シティサイクルの変速ギアは主に3種類あり、「変速ギアがついていない」、「外装6段変速ギア付き」、「内装3段変速ギア付き」の3種類です。
主に3種類ですが、最も安いシティサイクルは変速ギアがついていない車種になります。
「変速ギアなし→外装6段変速ギア→内装3段変速ギア」の順に価格はあがっていきます。
シティサイクルの軽量さにはこだわらないほうが安い

安いシティサイクルは軽量さを求めていないため、重量が重いシティサイクルが多いです。
ママチャリ全体の平均的な重量は18.5kg程度(ママチャリの重量 重さってどのくらい??に詳細を掲載)です。
シティサイクルは後ろ荷台がついていないため、パーツが少ない分軽くなることが多いです。
アルミフレームなどシティサイクルでは特殊なフレーム素材を利用している場合など価格が高くなる傾向があります。
18.5kgを一つの目安として軽量なシティサイクルを探してみるのもおもしろいと思います。
シティサイクルは27インチよりも26インチのほうが安い傾向にある

シティサイクルのタイヤサイズは26インチと27インチの2種類が主にあります。
一般的には27インチよりも26インチのほうが安いことが多いです。
これはタイヤの大きさだけではなく、フレームサイズも小さくなるなど原材料費が抑えられており価格が安くなっています。
しかし、同じスペックシティサイクルでタイヤインチサイズが26インチと27インチと異なるだけの場合、メーカー希望小売価格が同じ場合もあります。
シティサイクルのライトはオートライトではなくブロックダイナモライトのほうが安い

シティサイクルのライトはこいでもペダルが重くならずライトが点灯するオートライト(ハブダイナモライト)とタイヤとライトの発電部分がこすれて点灯するブロックダイナモライトがあります。
価格が安いのはダイナモライトです。
ダイナモライトのほうが価格が数千円安くなることも多いので、シティサイクルの夜の運転が少ない場合、ブロックダイナモライトが安くおすすめです。
ライトの違いについては「ママチャリのライトの種類は主に2種類。おすすめの自転車ライトを紹介」に情報を掲載しています。
ブリヂストンなど大手メーカーよりノンブランドのシティサイクルのほうが安い

大手自転車メーカーではシティサイクルを生産しているメーカーもあります。
電動自転車メーカーで一般向け発売しているメーカーはブリヂストンです。
ブリヂストンは以前からシティサイクルにも力を入れており品質の高いシティサイクルがあります。
しかしながら価格の安いシティサイクルを考えた場合、ブリヂストンよりもノンブランドの自転車メーカーのほうが価格が安い傾向にあります。
通販で安いシティサイクルを購入する時の注意点
最近では通販で安いシティサイクルを販売する店舗も増えており、実店舗でシティサイクルを購入するよりも安いことも多いです。
ただし、通販で安いシティサイクルの購入を検討する場合、注意しなければならないことが多数あります。
完全組み立てのシティサイクルを選ぶようにする

安いシティサイクルを購入するときに最も注意したいことが完全組み立てのシティサイクルを購入するということです。
完全組み立てとはシティサイクルが組み立てられた状態で購入者が特になにもせずに乗ることができる状態のことです。
一方完全組み立てではないシティサイクルには通販サイト上で「90%組み立て」や「95%組み立て」などの表記がされています。
このような安いシティサイクルの多くはペダルやサドルの取り付け、ハンドルの組み立て、変速ギアやブレーキの調整が必要になります。
特に変速ギアやブレーキの調整は難しく通販サイト上でも自転車店で組み立てを行ってもらうことを推奨しています。
一般的に通販で購入した安いシティサイクルを自転車店で組み立てた場合、5000円~程度が相場になり、結果として安いシティサイクルの組み立てが割高になってしまうことが多いです。
また、自分自身で組み立てを行った場合、事故の原因になりかねないため、安いシティサイクルの購入を検討している場合「完全組み立て」や「100%組み立て」の表記があるシティサイクルを購入するようにしましょう。
シティサイクルの完全組み立ての必要性は「絶対完全組立て!通販で自転車を購入するときは100%組み立て(完全組み立て・完組み)自転車を買おう」にもより詳しい情報を掲載しています。
送料を考えてシティサイクルの安さを比較する

シティサイクルがものが大きいため、一般的な宅急便で配送できないことが多いです。
そのため、送料が高くなることも多く店舗によっては1万円以上送料が別途かかる場合があります。
各企業が企業努力で価格を抑えていますが、送料が高く本体価格は安くても結果として高くなってしまうこともあります。
サイクルベースあさひなど店頭受取なら実質送料無料


サイクルベースあさひやイオンバイクなどでは、シティサイクルを通販で購入し、各店舗で受け取りができます。
通常であれば送料が高くなるのですが、送料を無料に抑えることができ、各店舗で受け取ることで梱包をはがす手間やゴミの処分や店舗で初期調整をしてもらえるので安心してシティサイクルを受け取ることができます。
また、サイクルベースあさひやイオンバイクなどの店舗で受け取ることで送料がかからないため、安くシティサイクルを購入できることになります。
最近では店舗受取限定自転車も多数通販で発売されているのでおすすめです。
「サイクルベースあさひについて あさひオリジナル自転車や店舗や修理、各種サービスを解説」や「イオンの自転車屋さん イオンバイクの通販がサービスが充実している!」にサイクルベースあさひやイオンバイクの詳細情報を掲載しています。
中古で安いシティサイクルを購入する場合
最近ではメルカリやラクマ、ジモティなどのアプリで安くシティサイクルを購入することも可能です。
しかしながら中古ならではのチェックする点も多数あり注意が必要です。
メルカリなどフリマアプリで自転車を購入する時のポイントは「メルカリで自転車を購入する時の注意点やポイント 送料、手渡し防犯登録など中古ならではの解決方法」にも記載しています。
中古の安いシティサイクルのサビ、傷の確認

中古のシティサイクルはサビ、傷があると思って購入したほうが賢明です。
サビに関しては、チェーンなどのサビの場合、故障の原因になるためサビがどこにあるのかを事前にチェックしておくことをおすすめします。
中古の安いシティサイクルの異音の確認
中古のシティサイクルのサビ傷は写真で確認することができますが、異音に関しては確認しにくいです。
キーキー音が鳴る場合目に見えない箇所に歪みやサビ、傷がある可能性が高いです。
故障の原因になりかねないので異音があるか先に質問してからシティサイクルの購入を検討しましょう。
中古の安いシティサイクルの防犯登録の確認

防犯登録は中古でシティサイクルを購入する時には抹消した状態で受け取る必要があります。
防犯登録の抹消をせずに受け取った場合は譲渡証明書などの書類が別途必要になります。
特徴別の安いシティサイクル
安いシティサイクルの中でも特徴がありおすすめできるシティサイクルを紹介します。
最安値のシティサイクル

安いシティサイクルの中でも通販で最も安いシティサイクルがtroisです。
27インチ、変速なしのシティサイクルです。
販売しているゴーゴーサイクリングは全車種完全組み立てで配送してもらえるので安心して購入することができます。
変速ギアがないことやライトがダイナモライトのため、価格を抑えることができていると思いますが、特に安くお買い得だといえます。
シティサイクルを選ぶのに価格の安さで選びたいという方におすすめです。
また、楽天市場やamazonよりも公式サイトのゴーゴーサイクリングのほうが安く購入が可能です。
26インチで安いシティサイクル

チャレンジ21が販売している26インチのシティサイクルです。
ルピナスは価格も最安値に近く安さもポイントの一つです。
機能面は26インチ、変速ギアなし、ダイナモライトです。
100%組み立て済みですが、「※全ての自転車は工場出荷時に点検・調整済みですが、運送時の振動などにより調整に狂いが生じる場合があります。
そのためブレーキ・変速機については購入後に再調整をお願いします。(これらの調整は製品保証の対象となりません)」とあるため注意が必要です。
変速ギア付きで安いシティサイクル

27インチ、6段変速ギアのtroisでおしゃれなデザインで安いシティサイクルです。
最安値の車種もtroisですが、同じゴーゴーサイクリングの自転車シリーズで仕様や少し異なっています。
具体的には、変速ギアの有無とフレームの形状です。
変速ギア付きのおしゃれなtroisはパラレルフレームという形状のフレームを利用しており、よりスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
変速ギアもついているため、通勤通学にも最適です。
安くておしゃれなシティサイクルを探している方におすすめです。
安いシティサイクルはこれだ!価格とスペックから判断する安いシティサイクル特集
シティサイクルを購入する時に安いシティサイクルを選びたいのは皆さん同じですが、コストパフォーマンスが高いシティサイクルを購入する方法はあります。
まず前提としてシティサイクルとはママチャリの中でもハンドルがまっすぐなオールラウンダーハンドルを採用している自転車を指します。
安いシティサイクルの特徴としては、変速ギアついておらず、27インチよりも26インチのほうが安い傾向にあります。
また、ライトはブロックダイナモライトを採用しており、ノンブランドシティサイクルのほうが安いです。通販で安いシティサイクルを探す方も多いと思いますが、通販で購入する場合、「完全組み立て」「100%組み立て」と記載されているシティサイクルを選びましょう。
また、通販の場合送料がかかる場合があり、シティサイクルは通常の宅急便より大きいため送料が高くなりがちです。
送料無料で販売している店舗やサイクルベースあさひやイオンバイクなどでは店舗受取ができ、店舗受取の場合送料がかかりません。
中古で安いシティサイクルを購入する場合、サビや傷の状態を確認するほか、アプリでは確認しにくい異音がないかの確認を行ったほうがよいでしょう。
防犯登録は中古の場合、抹消しているか、譲渡証明書の受け取りをしましょう。
これら点に注意して安いシティサイクルを探してみてくださいね。