シティサイクルを購入するのであればできるだけ安いシティサイクルを購入したいものですよね。
今回は安いシティサイクルの購入方法や購入する時の選び方などを詳しく解説したいと思います。
目次
安いシティサイクルと安いママチャリの違いは

安い自転車を購入しようとすると思いつくのがママチャリと呼ばれるタイプの自転車です。
ママチャリは全体的に価格が安くコストパフォーマンスが高い商品も多いです。
ママチャリと似ているけれども微妙に異なっているのがシティサイクルです。
厳密にいうとママチャリに中には軽快車と呼ばれる車種とシティサイクルと呼ばれる車種があります。
近年ではスペックの境目が曖昧になりつつありますが、軽快車とシティサイクルでは以下の点が一般的には異なっています。
シティサイクル | 軽快車 | |
ハンドル | オールラウンダーハンドル | セミアップハンドル |
カゴ | あり | あり |
変速ギア | ありorなし | ありorなし |
ライト | ダイナモライトorオートライト | ダイナモライトorオートライト |
後ろキャリア | なし | あり |
安いシティサイクルと安い軽快車の違いとしては、ハンドルの種類と後ろキャリア(荷台)の有無です。
シティサイクルのハンドルはオールラウンダーハンドルといい、ハンドルがまっすぐなのが特徴的です。

一方軽快車の場合ハンドルが手前に曲がっているセミアップハンドルが一般的です。
オールラウンダーハンドルのほうがやや前傾姿勢になり自転車がこぎやすくスピードを出しやすい特徴があります。
また、安いシティサイクルでは後ろキャリアがついておらずスタイリッシュなデザインになっています。
また、後ろキャリアがない分、車体全体の重量が軽くなりこぎやすくなるのもシティサイクルの特徴です。

ただし、近年のシティサイクルはさまざまな種類が発売されており、安いシティサイクルでは上記の特徴がいえることが多いですが、価格がたかくデザインにこだわりがあるシティサイクルなどでは、オールラウンダーハンドルにも関わらず、後ろキャリアがついているなどさまざまなスペックが発売されています。
安いママチャリの情報は「安いママチャリを紹介 あさひやホームセンター、ブリヂストンなど人気のおすすめ自転車も解説」に掲載しています。
安いシティサイクルのスペック

安いシティサイクルを探すときにはスペックが低いほうが安くなりやすいです。
シティサイクルなどママチャリを価格で選ぶときのスペックとしては以下が代表的な選択余地になります。
タイヤサイズ | 26インチ or 27インチ |
ライト | ダイナモライト or オートライト |
変速ギア | なし or 外装6段変速ギア or 内装3段変速ギア |
安いシティサイクルを探す場合、主にタイヤインチサイズ、ライトの種類、変速ギアが価格の決定要素として大きいです。
タイヤインチサイズは26インチと27インチがシティサイクルでは一般的です。
26インチよりも27インチのほうがタイヤが大きい分、原価があがり価格が高くなりやすいです。
ライトはタイヤと発電機がこすれて発電するブロックダイナモライトとハブダイナモライトとよばれるオートライトが一般的です。

ブロックダイナモライトのほうが安く、安いシティサイクルを探している場合ブロックダイナモライトが一般的です。
また、変速ギアにも複数種類があります。
シティサイクルの多くが、変速ギアなし、外装6段変速ギア、内装3段変速ギアの3種類です。
価格が安い順では変速ギアなし、外装6段変速ギア、内装3段変速ギアの順です。
そのため、安いシティサイクルを探す場合、変速ギアなしの車種が安い傾向になります。
まとめると安いシティサイクルは26インチ、ブロックダイナモライト、変速ギアなしが安いことが多いといえます。
通販で安いシティサイクルを購入する時のポイント
安いシティサイクルを購入する時に通販で購入される方も多いと思います。
通販でシティサイクルを購入する時には車種の選び方だけではなく、配送などほかのサービスを考え複合的に安いかどうかを考える必要があります。
通販で安いシティサイクルを選ぶときのポイントとしては以下などです。
完全組み立てのシティサイクルを選ぶ

安いシティサイクルを通販で選ぶときの一番のポイントとしては、シティサイクルが100%組み立てられた状態で配送されるかという点です。
シティサイクルを販売する一部サイトでは90%組み立て、95%組み立てなど組み立ての一部を購入者にゆだねている場合があります。
シティサイクルに限らず自転車は専門的な商品で専門の自転車技士の資格があるような乗り物です。
特にシティサイクルで交通事故を起こしてしまう場合、被害者だけでなく、加害者にもなりえます。
ハンドルやブレーキ、変速ギアの調整など90%、95%の安いシティサイクルでは組み立てを求められることが多く、調整不足で交通事故を起こしてしまうということは避けたいです。
90%、95%などのシティサイクルを購入する場合、必ず最寄りの自転車店で組み立て整備の依頼をしましょう。
インターネット通販で購入したシティサイクルの組み立ての価格は5000円前後が多く、シティサイクル本体価格に対して割高です。
そのため、安いシティサイクルを購入する場合、完全組み立てのシティサイクルを選ぶようにしましょう。
完全組み立てのシティサイクルは「完全組み立て」「100%組み立て」「完組」などの表記があります。
完全組み立てについては「絶対完全組立て!通販で自転車を購入するときは100%組み立て(完全組み立て・完組み)自転車を買おう」により詳しい情報を掲載しているので合わせて読んでみてください
自宅まで配送してもらう場合の送料や店舗受取の交通費や時間を考える

通販で安いシティサイクルを購入する場合、送料も加味して購入するようにしましょう。
自転車は通販で購入する商品の中ではモノが大きく、家具などの大型便と同じように配送されることが多いです。
そのため、送料が高くなることが懸念されます。
各店舗専門の配送業者などに委託し送料を抑えていることが多いです。
そのため、安いシティサイクル本体のみの価格で決めずに送料込の価格で安いシティサイクルを探すようにしましょう。
また、サイクルベースあさひやイオンバイク、ダイワサイクルなどの実店舗を持っている通販サイトでは、配送料は高いが店舗の受け取りであれば送料無料で受け取れるというサービスがあります。

その場合、メリットとしては、店舗で専門スタッフが組み立てや整備、段ボールなどの梱包の片づけを行ってくれ安心して乗って帰ることができます。
一方デメリットとしては、自宅まで届けてはくれないため、店舗まで行く手段を別途確保しなければならない点などがデメリットです。
通販以外で安いシティサイクルを購入できる場所や方法
通販以外でも安いシティサイクルは多数販売しています。
おすすめの場所としては、ホームセンターやドン・キホーテなどのディスカウントストアです。
ホームセンターで安いシティサイクルを購入する場合

ホームセンターでも通販に負けない価格で安いシティサイクルを販売していることがあります。
ホームセンターの場合、専門スタッフもいないことが多く完全組み立てでありながら現地で細かい調整などができない場合もあるので購入前に確認しておく必要があります。
また、残念ながらホームセンターで売れていないシティサイクルは時々ほこりがかぶっていることがあります。
ほこりがかぶっているシティサイクルは室内保管といえど、細かいさびなどが発生している可能性が高く避けたほうが無難です。
購入後すぐにサビてしまうということもあるかもしれません。
ドン・キホーテで安いシティサイクルを購入する場合

ドン・キホーテでも安いシティサイクルを購入することができます。
ドン・キホーテの場合、大きい店舗であれば多数シティサイクルを取り扱っていますが、都心の小さな店舗では取り扱い台数が少ない場合もあります。
その場合、スタッフに頼むと仕入れてくれ後日受け取ることもできます。
おすすめの安いシティサイクル
通販で購入可能な安いシティサイクルです。
激安シティサイクルとも呼ばれる部類も多くあり、その中でも品質やサービスが整っているシティサイクルのみをピックアップしました。
通販で最も安いシティサイクル trois

通販で購入できる安いシティサイクルは多数ありますが、その中でも最も安いシティサイクルです。
販売店はゴーゴーサイクリングでこのtrois以外にも安いママチャリを販売しているのが特徴です。
基本スペックは27インチ変速ギアなし、ブロックダイナモライトです。
26インチではなく27インチのため、男性でも乗りやすいのが特徴です。
また、ゴーゴーサイクリングの特徴としては、完全組み立ての自転車を販売しているため、購入後組み立てる必要がなくすぐ乗れるのが特徴です。
サイクルベースあさひの安いシティサイクル アフィッシュS

自転車販売店最大手のサイクルベースあさひのシティサイクルです。
アフィッシュSはサイクルベースあさひのシティサイクルの中でも人気のシティサイクルです。
基本スペックは26インチ変速ギアなし、ブロックダイナモライトです。
ライトがLEDダイナモライトなのもうれしいポイントです。
サイクルベースあさひは店頭受取が無料のため、価格を抑えているだけではなく送料もかからないのがうれしい点です。
アフィッシュSについては「サイクルベースあさひのアフィッシュSについて機能面やJとLの違いを解説」により詳しい解説をしています。
変速ギア付きで最も安いシティサイクル trois

こちらもゴーゴーサイクリングが販売しているシティサイクルのtroisです。
Troisは2種類あり、1つ目に紹介したtroisとは異なり6段変速ギア付きです。
6段変速ギア付きのシティサイクルで最も安いシティサイクルになります。
基本スペックは27インチ、6段変速ギア、ブロックダイナモライトです。
6段変速ギア付きなので坂道などでも乗りやすく、スピードを出したい時などにも有効です。
安いシティサイクルを探しているが変速ギア付きが欲しいという方におすすめです。
troisについては「trois(トロワ)という自転車の評判は?低価格で高評価のシティサイクル」にも詳しい解説をしています。
安いシティサイクルの選び方 通販や店舗で購入するときのポイントや他の自転車との比較のまとめ
シティサイクルを購入するのであればなるべく安いシティサイクルを購入したいものです。
安いシティサイクルと安い軽快車の違いとしてはハンドルや後ろのキャリア有無により異なってきます。
安いシティサイクルのスペックとしては、26インチ、ブロックダイナモライト、変速ギアなしが最も安い組み合わせとなります。
購入時には安いシティサイクルといえど完全組み立てのシティサイクルを選ぶようにしましょう。
また、通販で購入する時に送料がかかる場合もあるため、送料込で安いシティサイクルを探すようにするのがポイントです。
通販以外でもホームセンターやドン・キホーテなどでも最安値に近い価格で購入が可能です。
これら点に注意してぜひ安いシティサイクルを探してみてくださいね。